2026-10-22
自然なヒップラインのためのエラスティクム・ヒップアップリフト
たるみかボリュームかを見極め、たるみに合わせてデザインするエラスティクム・ヒップアップリフトの考え方を解説。術前シミュレーションや手術情報もご紹介します。

自然なヒップラインのための
エラスティクム・ヒップアップリフト

成功するヒップアップリフトは、
正確な分析と、
その分析をもとにした
きめ細かなデザインから始まります。
こんにちは。
タングル形成外科 代表院長
形成外科専門医のオ・チャンヒョンです。

ヒップアップを考えるとき、
まずボリュームを思い浮かべがちです。
「ボリュームを入れたら、
ヒップも一緒に上がるのでしょうか?」
前回の記事でもお伝えしたとおり、ボリュームを足すだけではたるみは改善しません。
自然なヒップラインのために、タングルではまず何を確認し、どのようにデザインするのかをご説明いたします。
「自然なヒップラインのためのエラスティクム・ヒップアップリフト」 |
1. たるみか、ボリュームかをまず確認 |
2. たるみに合わせたデザイン、2・3・4ループ |
3. 手術前にシミュレーションするヒップライン |
4. ヒップアップ専用のエラスティクムとニードル |
5. 手術情報をひと目で確認 |
1. たるみか、ボリュームか まず確認します |
「足すことと引き上げることは、出発点が違います。」
ボリュームが不足していることと、下に垂れていることは、同じお悩みではありません。
たるみが中心であれば引き上げるリフトを、
ヒップディップのようにくぼんだ部分がお悩みであれば、自家脂肪移植やフィラーを検討します。
両方を組み合わせて計画することもありますが、どなたにも両方が必要というわけではありません。

✔ お尻全体がたるんでいる場合
✔ 脂肪吸引後にお尻のたるみが
さらに増えた場合
✔ たるみは少ないが、
お尻の上側のボリュームが不足している場合
✔ お尻の突出感を
さらに出したい場合
私のエラスティクム・ヒップアップリフトは、たるみが始まった段階から
中程度のたるみまで効果的だと結論づけました。
たるみがひどい場合や皮膚が大きく伸びている場合には、
皮膚切除を伴う挙上術が必要になることもあるため、カウンセリングの際に必ず確認しています。
2. たるみに合わせたデザイン、 2・3・4ループ |
「たるみの形が異なれば、デザインも変わるべきです。」
2018年に国際形成外科学会の公式ジャーナル(APS)に掲載された
私のエラスティクム・ヒップアップリフトの論文では、
お尻のたるみの程度をGrade 0からGrade 6まで分けて評価しました。
デザインは、お尻の外側の縁に沿って円を一つ描き、
その内側にさらに小さな円を一つ描く方法です。
A、B、C、C′、Dの5か所に小さな切開を入れ、この円に沿ってお尻を引き上げます。

現在タングルでは、お尻のたるみの症状に応じて、
3ループ、4ループ、5ループの中からデザインを決定しています。


また、糸の固定点を複数の箇所に分散させています。
引っ張る力を複数箇所に分けることで痛みの負担を減らし、効果的に持ち上げるためです。
3. 手術前に確認するヒップライン |
「ご希望のラインを、手術前に一緒に合わせてみます。」
タングルでは、3D仮想整形プログラム「クリサリックス」を使用しています。

まず写真を撮影し、詳しい診察とカウンセリングを行った後、
クリサリックスで手術後の姿を一緒に確認します。
実際の結果とは差が出ることもありますが、
ご希望のラインを事前に合わせてみるのに適しています。
4. ヒップアップ専用のエラスティクムとニードル |
「お尻には、お尻に合った糸とニードルを使います。」
エラスティクムには、顔・首専用とヒップアップ専用があります。

▲ 顔・首専用のエラスティクムとニードル

▲ ヒップアップ専用のエラスティクムとニードル
タングルでは、ヒップアップリフトにヒップアップ専用のエラスティクムとヒップアップ専用ニードルを使用しています。
エラスティクムは、シリコンの周囲をポリエステルが網目状に包み込んでいる糸です。

内側のシリコンは弾力性を、外側のポリエステルは引張強度を担っています。
わかりやすく言えば、伸びる性質と、引っ張る力に耐える性質を併せ持つ糸です。
お尻は、じっと立っているときだけを考えればよい部位ではありませんから。
座ったり、膝を曲げたりもします。
エラスティクムは元の長さの2倍まで伸びるため、こうした動きをほとんど妨げません。
私の論文でも、糸の弾力性のおかげで、お尻を曲げる動作の際も痛みが少なく、リフトが自然に行われると結論づけました。
5. 手術情報をひと目で確認 |

手術時間 約1〜2時間
麻酔方法 静脈麻酔
入院 不要
抜糸 10日後
通院治療 4〜5回
回復期間は、患者様の状態や手術方法によって差が出ることがあるため、カウンセリングの際に詳しくご案内いたします。

https://youtu.be/1SNYGjaNNOI
運動をしても上がらないお尻。
ヒップラインを活かす方法は、動画でも解説しています。
良い糸を使うだけで、すべての方に同じ方法を当てはめたり、同じ変化をお約束したりすることはできません。
たるみかボリュームかをまず見極め、たるみに合わせてデザインし、手術前に一緒に確認すること。
これが、私が考える自然なヒップラインの始まりです。
どれだけ足すか、どれだけ上げるかよりも、ご自身の身体で何を改善したいのかから考えていただければと思います。
カウンセリングでは、適した方法、期待できる変化、回復の過程や注意事項まで十分にご説明いたします。
手術後の出血、感染、炎症など一般的に起こりうる合併症は、個人によって程度に差がある場合があるため注意が必要です。手術後、一時的に皮膚がくぼんだり、しわが生じたりすることがあります。手術の結果は個人によって差がある場合があります。 |
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よくあるご質問
エラスティクム・ヒップアップリフトはどのようなたるみに効果的ですか?
たるみが始まった段階から中程度のたるみまで効果的だと説明しています。たるみがひどい場合や皮膚が大きく伸びている場合には、皮膚切除を伴う挙上術が必要になることもあるため、カウンセリングの際に併せて確認しています。
エラスティクム・ヒップアップリフトの手術時間はどのくらいかかりますか?
手術時間は通常1〜2時間程度です。麻酔は静脈麻酔で行われ、入院治療は必要ありません。抜糸は10日後に通院して行います。
手術前にヒップラインを事前に確認できますか?
はい、タングル形成外科では3D仮想整形プログラム「クリサリックス」で手術後の姿を一緒に確認できます。実際の結果とは差が出ることがありますが、ご希望のラインを事前に合わせてみるのに適していると説明しています。
ヒップアップリフトと脂肪移植・フィラーはどう違いますか?
たるみが中心であれば引き上げるリフトを、ヒップディップのようにくぼんだ部分が気になる場合は自家脂肪移植やフィラーを検討します。両方を組み合わせて計画することもありますが、誰にでも両方が必要なわけではありません。
ヒップアップリフト後の副作用にはどのようなものがありますか?
出血、感染、炎症など一般的に起こりうる合併症があり、程度は個人によって異なります。手術後、一時的に皮膚がくぼんだり、しわが生じたりすることがあります。