2026-10-28
たるんだお腹を腹部形成術で解決する方法
たるんだお腹は、出産や大幅な減量で伸びた皮膚が元に戻りにくいことが原因です。脂肪の量・皮膚の弾力・腹直筋のゆるみを見極め、ミニ・全体・拡大の腹部形成術から最適な方法を選ぶ重要性を解説します。

たるんだお腹、
腹部形成術で解決する方法

体重は減ったのに、たるんだお腹はなぜそのままなのでしょうか?
こんにちは。
탱글성형외과の代表院長、形成外科専門医のオ・チャンヒョンです。

体重は減ったのに、下腹部の皮膚がまだたるんで重なったままではありませんか?
出産後も、ダイエットに成功した後も、
お腹だけは元に戻らないというお悩み、
カウンセリングでも本当によくお聞きします。
今日は、たるんだお腹がなぜできるのか、腹部形成術でどのように解決するのかを
順を追ってご説明いたします。
「たるんだお腹を腹部形成術で解決する方法」 |
1. たるんだお腹は、なぜ元に戻らないのでしょうか? |
2. 腹部形成術は3つの処置を一度に行います |
3. たるみの程度に応じて、ミニ・全体・拡大 |
4. 深い層の脂肪と筋膜を残す理由 |
5. 手術情報と回復管理 |
1. たるんだお腹は、 なぜ元に戻らないのでしょうか? |
「一度伸びた皮膚は、太る前の状態に完全には戻りません。」
風船をふくらませてから空気を抜いても、伸びた跡が残るように、
体も太ってから痩せると、その跡が残ります。

妊娠・出産や大幅な体重減少によって、皮膚は一度大きく伸びます。
そこにリバウンドを繰り返すと、たるみはさらに進みます。
若い方や皮膚の弾力が良い方は、たるみが少ないこともありますが、
誰にでも起こりうるものです。
それでは、脂肪吸引はどうでしょうか?
お腹のたるみが軽く、皮膚の弾力がまだ残っているなら、
脂肪吸引でもある程度の効果が期待できます。
しかし、脂肪が多いうえに皮膚の弾力まで落ちている場合は、
脂肪吸引だけを行うと、皮膚がさらにたるむおそれがあります。
脂肪吸引は脂肪を取り除く方法のため、伸びた皮膚やゆるんだ組織までは
整えることができないからです。
ですから、たるんだお腹は脂肪の量だけで判断しません。

脂肪がどのくらいあるのか、皮膚がどのくらい伸びているのか、腹直筋がゆるんでいないか。
この3つを合わせて確認してこそ、適切な方法を選ぶことができます。
2. 腹部形成術は3つの処置を一度に行います |
「脂肪、腹直筋、皮膚を一度に整えます。」
腹部形成術(腹部成形術)は、
脂肪吸引、ゆるんだ腹直筋の補正、たるんだ皮膚の切除を
1回の手術でまとめて行います。

皮膚を引っ張るだけの手術ではなく、脂肪・皮膚・腹直筋の状態を総合的に見て行う手術です。
出産によって腹直筋が離開すると、脂肪がそれほど多くなくても、お腹がぽっこりして見えることがあります。
このような場合は、手術中にゆるんだ腹直筋を内側に寄せて縫い縮めます。
腹直筋がゆるんでいない場合は、腹直筋の補正は行いません。
その後、余った皮膚を下に引き寄せて切除し、緊張を和らげて縫合します。

✔ 妊娠・出産によって肉割れがひどく、皮膚が伸びてたるんでいる場合
✔ 肥満によって腹部の皮膚が大きく伸び、たるんでいる場合
✔ 大幅な減量によって皮膚がたるんでいる場合
✔ 脂肪はそれほど多くないものの、腹直筋がゆるんでお腹がぽっこりしている場合
✔ 脂肪吸引後に皮膚がたるんでしまった場合
おへその下に帝王切開の傷跡がある方も多くいらっしゃいます。
この点もカウンセリングの際に一緒に確認しています。
3. たるみの程度に応じて、ミニ・全体・拡大 |
「たるみの程度によって、手術の範囲が変わります。」

ミニ腹部形成術は、脂肪と腹直筋のゆるみがあり、
皮膚のたるみが少しある場合に行います。
ビキニラインの下を約12~15cm切開し、
おへその下の皮膚だけを整えるため、おへその位置は変わりません。
全体腹部形成術は、腹直筋のゆるみが強く、
皮膚の弾力が大きく低下して、お腹全体がたるんでいる場合に行います。
両側の骨盤まで約25cm切開し、
おへその上部の皮膚まで引き上げて、おへそを新たに作ります。
拡大腹部形成術は、お腹だけでなく脇腹まで脂肪がたるんでいる場合に適しています。
両側の脇腹まで切開します。
手術の範囲は、希望する傷跡の長さではなく、実際のたるみの程度を見て決めます。
たるみが強いほど、切開の長さも長くなることがあります。
傷跡は、すべてビキニラインの内側に隠れるようデザインします。
ただし、拡大腹部形成術では脇腹の傷跡の一部が見える場合があります。
私は多くの場合、カウンセリングの際にその場で直接マーキングをしながら、
切開の位置や長さ、おへその位置まで説明しています。
どのような手術を行い、どのような結果が期待できるのかを、
患者さまに正確にご理解いただくことが大切だと考えているからです。
4. 深い層の脂肪と筋膜を残す理由 |
「身体をできる限り守りながら効果を出すことが何より大切です。」
腹部形成術が初めて紹介された当初は、お腹全体の皮膚と脂肪を
筋肉のすぐ上まで広く持ち上げていました。
すると脂肪と筋膜がうまく癒着せず、その間に空間が生じてしまいます。
この空間に体液がたまる漿液腫が、よくある合併症でした。

そのため私は、脂肪層を浅い層と深い層に分け、
浅い層だけを持ち上げ、深い層の脂肪と筋膜は残します。
深い層が皮膚と筋肉をつなぎ、体液がたまる空間を減らしてくれます。
また、おへその上側は必要最小限の剥離にとどめ、
主要な血管や神経を極力温存します。
そのため、腹部形成術と脂肪吸引を同時に行うことも可能です。
5. 手術情報と回復管理 |

※ 患者さまの状態や手術方法によって差が生じる場合があります。
ミニ腹部形成術は、状況に応じて局所麻酔または静脈麻酔で行うことができます。
痛みには個人差がありますが、多くの方が2~3日ほど不快感を覚え、
その後は大きく改善していかれます。
腹直筋を縫い縮めた場合や、脂肪吸引の量が多い場合は、もう少しつらく感じることがあります。
むくみは7~10日目が最も強く、1か月ほどで自然に引いていきます。
手術部位に入れたドレーンは、5~7日目に抜去します。
この頃から、ずっと楽になっていかれます。
圧迫ガードルは、選択ではなく必須です。
腹直筋の補正を行った場合は約3か月、行わなかった場合は約2か月間の着用が必要です。

탱글では、回復を助けるために、スマートルックス、高周波ケア、
傷跡レーザー治療などの術後管理を、状態に合わせて行っています。
傷跡は、継続的にケアするほど目立ちにくくなります。
抜糸後は傷跡ケア用の軟膏を6か月以上お塗りいただき、
2か月目からご来院いただき、傷跡レーザー治療を受けていただくとよいでしょう。
ただし、腹部形成術は傷跡が残らない手術ではありません。
出血、感染、炎症などの合併症や、漿液腫、血腫、感覚の低下についても、
カウンセリングの際に十分ご説明いたします。
本日は
「たるんだお腹を腹部形成術で解決する方法」
についてまとめました。
腹部形成術は「きれいにして差し上げますね」のように、
簡単にお伝えできる手術ではありません。
お腹は身体の中心にあるため、たるんだお腹だけでなく、
上半身と下半身のバランスも合わせて考える必要があります。
出産後に伸びた皮膚、大幅な減量後に残ったたるみ、
腹直筋がゆるんでぽっこりしたお腹など、同じお腹の悩みでも、状態はひとりひとり異なります。
たるみの程度を正確に見極め、それに合った範囲で手術を行うこと。
これこそが、たるんだお腹を解決するための出発点だと考えています。
カウンセリングでは、適切な手術の範囲や回復の過程、注意事項まで
十分にご説明いたします。
術後の出血、感染、炎症など一般的に起こりうる合併症は、個人によって程度の差がありうるため、注意が必要です。切開部には傷跡が残り、その程度は個人によって異なることがあります。手術の結果にも個人差があります。 |
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よくあるご質問
体重が減ったのに、お腹がまだたるむ理由は何ですか?
一度伸びた皮膚は、太る前の状態に完全には戻らないためです。妊娠・出産や大幅な体重減少によって皮膚は伸び、リバウンドを繰り返すと、たるみがさらに進行することがあります。
脂肪吸引だけで、たるんだお腹は解決できますか?
ケースによって異なります。皮膚の弾力が残っていて、お腹のたるみが軽度であれば、ある程度の効果が期待できます。しかし、脂肪が多いうえに皮膚の弾力まで低下している場合は、脂肪吸引だけでは皮膚がさらにたるむおそれがあります。
腹部形成術は、どのような場合に検討されますか?
妊娠・出産後に皮膚が伸びた場合や、大幅な減量後に皮膚がたるんだ場合などが対象になります。脂肪がそれほど多くなくても、腹直筋がゆるんでお腹がぽっこりしている場合も該当することがあります。
ミニ、全体、拡大の腹部形成術は何が違うのですか?
たるみの程度によって、ミニ、全体、拡大の腹部形成術に分かれます。ミニはおへその下の皮膚だけを整えるため、おへその位置は変わりません。全体はおへそを新たに作り、拡大は両側の脇腹まで切開します。
腹部形成術の後、圧迫ガードルはどのくらい着用する必要がありますか?
腹直筋の補正を行った場合は約3か月、行わなかった場合は約2か月の着用が必要です。圧迫ガードルは選択ではなく必須で、むくみは7~10日目が最も強く、1か月ほどで自然に引いていきます。
腹部形成術を受けると、傷跡は残りますか?
はい、切開部には傷跡が残ります。傷跡はビキニラインの内側に隠れるようデザインしますが、拡大腹部形成術では脇腹の傷跡の一部が見える場合があります。抜糸後は傷跡ケア用の軟膏を6か月以上塗布し、2か月目からは傷跡レーザー治療によるケアを受けていただく方法をご紹介しています。